探検隊無事終了! そして彼は漁師になったんです〜 (^^;
どうもはっきりしない天気、肌寒い土曜日、
恒例の片瀬少年少女探検隊向けの観察会(探検)をしてきました。
探検隊の素晴らしい(といか大好きな)ところは思いっきり谷戸を楽しむこと。
午前中こそは谷戸の紹介を兼ねて谷戸の案内をするけれども、午後は自分たちの好きなコースを選んで思いっきり「はまって」過ごすのです。
これだけ思い切りはまれれば参加者の「人間充電度」はあがろうというものです。
片瀬山北公園で班分けをして自己紹介をしている時はまだまだ充電が足りなくて、乗り切れない様子がうかがえます。谷戸へ降りて行く途中でもまだまだ・・
そして谷戸の畑に着いて事務局Cから谷戸の話が・・
まあ、こんなつまらない時間はないよね
でも、みんな文句も言わずに聞いてくれているのには事務局Cはっきり言ってびっくり。
繰り出す質問にも元気に答えてくれました
みんなありがとね
さて、事務局Cの説明も終わり、いよいよ谷戸の中を観察開始
洞窟側と池奥の田んぼ側の2コースに別れて出発です
このころから子どもたちもエンジン始動
洞窟側のレポートは事務局Cが担当しなかったという理由で飛ばしますが・・
田んぼではオタマジャクシを観察
オタマジャクシをみんなに見てもらうために代表してすくってもらうのですが、これが大好評、というかみんなやりたくて「早くやらせて〜」の連発です
中には自分の素手で捕まえてくる強者まで出る始末 (^^
やはり本物を捕まえたり触ったりすることは子どもたちにとって重大事なんだなぁ、と改めて思い知らされます
変わった変わったといつの次代も言われ続けている子どもたちですが、おかれた環境によってはその能力や好奇心は変わっていないものなんだと思います。
「捕まえる」なんていう快感はDNAが覚えていることなんでしょう。人類の歴史の長さからすればそうそう簡単に習性が変わるものではないと思います。
って、何哲学(いや生物学です)してるんでしょ、さ、報告報告
一気に盛り上がりを見せつつお昼に突入
リーダーと一緒にお弁当を食べ、おやつのお菓子をリーダーに与えた頃にはもう、リーダーとは百年来の友達みたいになっているから不思議です。
午後はコース別
午後はコース別です
洞窟探検隊、ザリガニ捕獲隊、タケ鉄砲作り隊にわかれて、GO!
洞窟探検隊
洞窟探検隊では洞窟に到達するまでの斜面で「すげ〜、こんなとこ行くのかよ〜」てな声を出す隊員がでるほどそれはそれはハードなコース。
ま、はっきり言って「まだまだだね」
真っ暗な長い洞窟を制覇し、急斜面のある洞窟を制覇し・・
とどんどんたくましくなり、そして楽しんでいる隊員たちでした。
それにしても斜面洞窟で滑った隊員が多かったですね、修行がたりませんな
ザリガニ捕獲隊
メンバーは全くもって、その・・
他が目に入らないくらいに夢中に馴れたようです。
当初危惧していた「ザリガニ不在」という惨事には至らず、思い切りザリガニを釣ることができました。
なお、この際に大きなドジョウをゲットした隊員もでました。
このドジョウ10cmは越えようという大物。そのせいもあってか身体はオレンジ色に輝いているように見えます。
こんなでっかいドジョウは見た記憶がありません。
ちょっと気になった事務局Cは検索してみるために写真をパシパシ。
その夜インターネットで調べてみると・・
どうやらドジョウの世界でも外来移入種問題が起きているようです。
カラドジョウという名前がヒットしました。
あわてて詳しく調べにかかる事務局C、同定の決め手は何か・・
写真的に見ると、在来のドジョウは目が口から離れていて実に「間抜け」な感じがします。(ドジョウさんごめんなさい)
はたして同定の決め手はヒゲだそうで、
ヒゲが目に届くほど長いのかどうかという点らしいことがわかりました。
さっそく写真とみくらべてみると今回のドジョウは間抜けな感じのする愛嬌あるお顔。
おヒゲは・・
どうやら短いようです。
ということで外来移入種問題は今回は早とちりに終わりました。
でもなんと移入種(逃がすというのが一番近い表現かな)問題の深刻なこうでしょうか。
サカナだけではなくドジョウまでとは正直びっくりしました。
でももっともっと沢山の問題が起きているんでしょう。
今後はこういった問題についても取り扱っていかないと守っているつもりが実は私たちの欲していた自然とは違うものだったということになりかねませんね。
ちょっと考えましょうね。
さて、残りの隊も紹介しなければ・・
タケ鉄砲作り隊
タケ鉄砲作り隊は、池の周りにあるアズマネザサを使ってタケ鉄砲作りを楽しみました。
この鉄砲、簡単な様で奥が深いのです。
筒の部分と押し棒の部分の太さの関係を考えないとスムーズに押し込めません。
また、この部分を克服しても今度は実際に飛ばす段になってまたまた苦労が待ち受けています。
玉の大きさ。
この大きさがまたまた立ちはだかります。
大きすぎすと軽く押しただけでは出なくなってしまいます。
この辺の罠にはまってしまった隊員は数知れず。(大げさ!)
この危機から救うのはやはり事務局C。
子どもの頃の遊びがこんなに役に立つというのは・・
本当にうれし限りです。(^^)/
いやいやかなり困難なプロジェクトの様でしたね、ふふふ・・
ということで今回も楽しい探検になった様です。
帰りの尾根道を進む頃には子どもたちとリーダーはもう友達
引っ張り引っ張られ、とても楽しそうに進む隊員たちがのんびり進みました・・とさ
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