2001年最後の月は行事が目白押しではありましたが、やはり本拠地「谷戸」での作業はしたいとの思いから、22日に作業をしました。
とはいえ冬休み、参加者人数は少なめではありました。
池西側谷戸の草刈
今回の目玉はなんと言っても「池の西側に広がる谷戸」(実はここが清水谷戸)の草刈を進めることが出来たことでしょう。
詳しい地図はこちら 図面上の赤い位置が今回草刈をした場所です。
この場所は市が借受をしていない場所であるために今まで手をつけられずにいたのですが、市嘱託の大谷先生が所有者のお宅を丁寧に回ってくださったおかげで「刈ることはかまわない」「畦道等をずらされるるとこまるので、確認のために畦道の部分を明確にしてほしい」というお言葉を引き出していたものなのです。
相続等のことを考えた場合、土地の形状を変えることはまずいですよね。(Bio-Top田ではやってしまいましたので今後改修が必要でしょう)細心の注意を払う必要があります。
以前に畦道があったであろう盛り上がり部分を中心に幅約5m分くらいを刈払機で刈りました。また、その際に邪魔だった倒木等をどかしました。
今は冬の時期なのでさほど変化は見て取れませんが、それでもこざっぱりした風景に変身しました。
心配なのが「芹採り」に人々の襲来です。邪魔者の草がなくなったことで多くの人が来るようになる可能性もありますので、早いうちに畦道の位置を確定し、補修にかかりたいと思います。とはいえ所有者の合意があってこその作業です。あせらずいきましょう。
落ち葉拾い
前回に引き続き落ち葉拾いもしました。林床の管理の一環としてやりたかったことです。前回の作業で足りなかった熊手や背負い籠を購入してまさに万全の体制です。
前回拾って踏み込んであった落ち葉は、そこそこ発酵が進んでいました。今回分の落ち葉を混ぜることも考えて、見様見真似で堆肥場を作り、そこに積み込みました。堆肥場の脇は嫌われもののアズマネザサです。多少隙間があきますが、機能的には十分だと思っています。
さて、今後の発酵の具合は如何に?
食事当番
毎回のお仕事ではありますが、今回「全てを谷戸でやってみる」ということにしてみました。考えてみればいつも食事時に使っているテーブルがあるわけですし、水もポリタンクに入れていけるわけです。谷戸で出来ない訳がありませんよね。
で、やはり無事谷戸で食事当番は出来ました。このことによって以前から孤立状態で寂しい思いをしてきた食事当番が仲間はずれにされずにすむということになりました。めでたしめでたし。
いや〜、毎度のことながら谷戸で作って食べる食事はおいしい!
今回のTopics
開始そうそう「今日は良く来たな」とばかりに猛禽類がやってきました。オオタカという声もありましたがノスリが正解のようです。
Topの写真がその勇姿です。
このノスリその後も現れて、その時は2羽でした。
こういった猛禽類もほぼ毎回目撃できるようになったということは谷戸の居心地がよくなってきている証拠かもしれませんね.。彼らのためにもかんばって作業を進めたいと改めて思いました。
そうそう、その後石川隊員が本物のオオタカを目撃。残念ながらこちらの写真は撮れませんでした。次回以降に再度挑戦したいと思います。
おまけの写真!
フジ蔓のブランコでにっこり | |
手に持っているもは何でしょう?
ヒント: クワの木の枝先に不安定にぶら下がっていました。 |
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背負い籠ってこんな風にも使えます!?
「市中引き回しの上、獄門貼り付け!一同立ちませ〜!!」 |