梅雨明けの後、暑い日が続いています。
そろそろ一雨欲しいところです。
でも、この時期に雨を期待するのは台風を受け入れなければなりません。厳しい選択です。山沿いでは夕立の可能性があるのでしょうが、平坦地ではそれも難しいことです。
あとは自ら灌水するしかありませんが、ここまで暑いとそれもかえって逆効果になってしまう事もあります。つくづく難しい仕事です、農業というものは。
今年はキュウリやピーマン、トマトなど夏野菜が具合が悪く、期待を裏切ってしまい申し訳ありません。田んぼの作業が思うようにいかなかったことが最も大きな原因です。6月1日の送水に田んぼの耕うんが間に合わず、その後の作業が全て狂ってしまいました。
お天気のせい?と言えばそれまでですが、何か工夫は出来なかったのか、色々と考えてしまいます。実感した事は、畑と田んぼの両立は難しいということ。少ない面積であれば出来なくはありません。けれど今、耕作面積は、畑が約2ha、田んぼが約1,7haあります。正直、よくやっているなぁと思います。が、手がまわらなくなり、皆さんにご迷惑をかけてしまうのでは本末転倒です。反省しなければなりません。
田んぼには時期があるので作付け期間は全ての面積作つけます。畑は、常に全ての面積を作つけるのではなく、休ませながら、順繰り作付けて行くということが、自分の考えでした。しかし、畑のその管理方法は思ったよりも、無駄なエネルギーがかかり、手間もかかることが分かってきました。目先を少し変える必要がありそうです。失敗は悲しく辛いことですが、その経験は一歩前進したことになると思います。
後口のキュウリはもう少しで収穫が始まります。秋以降の野菜つくり向けて今は色々準備をしています。皆さんに満足して頂けるように頑張ります。
(2008年8月 相原成行 記) |